憂さ話
まあ、日記のようなものです。
植物知識
先日、植物知識 牧野富太郎 講談社学術文庫 という本を読んだのですが、これがとても面白かったです。
牧野富太郎という人は、「植物学の父」と呼ばれる人で、数多くの新種を発見しただけでなく、日本の古典文学についての知識も豊かで、万葉集などから例を引いて、色々な植物の解説がなされていました。

ただ、西洋文学については、あまり興味がなかったのか? ちょっとした間違いがありました。

スイセン
 水仙はヒガンバナ科に属して、その学名を Narcissus Tazetta L. という・・・・その属名の Narcissus は麻痺の意で、それはその草に含まれているナルキッシネという毒成分に基づいているのであろう。


とあるのですが、Narcissus は、麻痺の意ではありませんね。これは、ギリシア神話で有名な、ナルシストの語源でもある、ナルキッシスのことですね。池に映った自分の姿に恋をして、最後にはスイセンになってしまったという、有名な伝説ですね。
ちなみに、麻痺の意は、narcosis ですね。